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市の農業の現状と取り組み印刷用ページ

2017年5月22日 更新

 農業は食料の供給という本来の機能のほかに、豊かな自然環境の保全、安らぎの場の提供などの大切な役割も担っています。生産者である農業従事者だけでなく、市民一人ひとりもその振興を図るためにどうあるべきかを考えていく必要があります。

 八千代市の農業の現状と将来に向かう経営基盤を築くための取り組みの一部を紹介します。

農家世帯は市全体の0.9パーセント

 平成27年2月現在で市内の総農家数は734戸。市内全世帯数に対する農家が占める割合は、0.9パーセントです。平成22年の調査から5年間で117戸減少しています。 また、農業従事者は、男性461人、女性491人の計952人。比率は、男性は48.4%、女性は51.6パーセントで、女性は農業の重要な担い手となっています。

農家数及び農家人口


区分年 総農家数 専売農家数
(販売農家)
第1種兼業農家数
(販売農家)
第2種兼業農家数
(販売農家)
自給的農家数 農業従事者人口
(販売農家)
 2010年 851戸 163戸 159戸 285戸 244戸 1,660人
2015年 734戸 163戸 80戸 255戸 236戸 1,320人

(資料:2010年・2015年農林業センサス)

(注)総農家とは、経営耕地面積が10アール以上又は、年間農産物販売金額が15万円以上の農家をいう。
   販売農家とは、経営耕地面積が10アール以上又は、年間農産物販売金額が50万円以上の農家をいう。

野菜を中心に酪農やナシ栽培が盛んな八千代の農業

 平成26年の農業産出額は、野菜が19.3億円、畜産が9.3億円、果実が6.4億円、米が3.3億円、その他1.2億円で計39.5億円となっています。

 

野菜


 秋冬ホウレンソウ、春夏ニンジンを中心にネギ、ダイコンなどの露地野菜、施設野菜のトマト、キュウリなどを栽培しています。それぞれの野菜の栽培面積は次の表のとおりです。なお春夏ニンジンは国の指定産地になっています。
 

畜産


 産出額では全体の約24パーセントを占め、野菜に次いで第2位。八千代市の基幹農産物です。酪農が中心で畜産産出額の約80パーセントを占めています。酪農の産出額は、県全体の中でも第14位で、千葉県における生乳の主要生産地となっています。また、少数ではありますが、養豚農家もいます。
 

果実
 

 ナシが最も多く作られています。農家戸数は64戸で、国道16号沿いを中心に直売が盛んです。栽培面積は幸水が28ヘクタ-ル、豊水が15ヘクタ-ル、新高が7ヘクタール、あきづきが2ヘクタール、その他3ヘクタールの計55ヘクタールです。このほか、ブドウやブルーベリーなどに取り組む農家もあります。
 

米(水稲)


 最も広く栽培されている農産物です。品種別ではコシヒカリが8割以上を占めています。また、主食用米以外にも、もち米や、酒造りに使用するお米、酪農家が使用する飼料用米など、各農家が様々な用途に応じた水稲を栽培しています。 

「八千代らしさ」を目指した取り組み

 牛海綿状脳症(BSE)や輸入農産物の残留農薬問題などを契機に食の「安全・安心」に対する消費者の関心が高まっています。八千代市においても、地元産ならではの「安全と安心」「新鮮さとおいしさ」を追求する、「八千代らしさ」を打ち出すための取り組みが進められています。

環境にやさしい農業

 高温多湿な日本では農作物の病気や害虫が発生しやすく、農産物を安定的に供給するためには、ある程度の化学肥料や農薬が必要です。しかし、過度の使用は、周辺環境に影響を及ぼすこともあります。それを少なくするための取り組みを「環境にやさしい農業」といい、健康や環境に対する関心の高まりから、広まりつつあります。この取り組みは、土づくりに基本をおき、生産性の向上を図りながら、化学肥料や農薬の使用をなるべく少なくするもので、次のような取り組みがあります。

エコファーマー


 「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づいた制度。たい肥などを使った良質な土作りと減化学肥料、減農薬への取り組みを一体的に行う生産者のことをいいます。

 市内ではナシ農家や野菜農家などが県知事の認定をこれまでに109件受けています。
 

ちばエコ農産物


 千葉県の基準に基づき、農薬や化学肥料をできるだけ減らして栽培された農産物を認証するものです。農産物認証制度と産地指定制度があり、県が独自に認定基準を設けています。

 市内ではJA八千代市人参部会「もっと安心農産物グループ」の農産物と、個人で水稲、イチゴが認証を受けています。

顔の見える安心な流通

 多くの消費者が生産者に望むこととして「新鮮で安全な農産物の供給」を挙げています。

 輸送手段や保存方法が未発達の時代は、地域で取れたものをその地域で消費する「地産地消」が一般的で、生産者と消費者は、顔の見える関係でした。しかし、流通の発達と共に、食料の生産・流通にも効率化が求められた結果、生産者と消費者の距離が遠くなりました。
 

 消費者と生産者との距離を近づけ、相互の交流・理解を深めること、それが「新鮮で安全な農産物の供給」の第一歩です。直売などを通して消費者のニーズを把握し、新鮮で安全な農産物作りに取り組んでいます。

 八千代ふるさとステーションやJA八千代市の農産物直売所では、農産物に生産者の名前が記されています。そして生産者は栽培方法や施肥状況を記録し、消費者の問い合わせに対応できるよう進めています。

農と食をつなぐ女性農業者

 家族経営が主となる農業では、その労働や活動の半分を女性が担っています。しかし、農村の伝統的な慣習などから、それはなかなか評価されずにきました。「農業に取り組む女性がいきいきしている地域は、農業が元気な地域」といわれます。今後の農業の発展には、消費者の視点を持つ女性の声を更に反映させていくことが重要になっています。

 女性農業者の主体的な取り組みの一つとして、農産物の加工・販売があります。これは暮らしの中で培ってきた技と自らが生産した農産物を活用して行われるものです。直売所の魅力はこうした農産物加工品にあるともいわれます。現在、市内の直売所でも、さまざまな加工品が販売されています。

生産者と消費者との交流の場

八千代ふるさとステーション(道の駅やちよ)

 農事組合法人「クラフト」が運営する農産物直売コーナーでは市内産農産物やもち、ご飯類などの加工品、酪農家による農事組合法人「アイス工房八千代」が運営するアイスクリームコーナーでは市内産牛乳を使ったアイスクリームなどを販売しており、市内産の食材を使ったレストランもあります。

  • 所在地 : 八千代市米本4905-1
  • 電話 : 047-488-6711
  • 定休日 : 原則第2月曜日と年末年始

やちよ農業交流センター(道の駅やちよ)

 稲作や畑作業を体験できる「農業体験」や苺狩りや芋掘りなどの「収穫体験」のほか、農産物加工の教室、講習会、研修や様々なイベントなどを開催しています。また、市民と農家の交流を図るため、農業ボランティア養成講座を毎年開催しており、認証された人は、市内の受け入れ農家で活動しています。

  • 所在地 : 八千代市島田2076
  • 電話 : 047-406-4778
  • 定休日 : 原則第2月曜日と年末年始

JA八千代市農産物直売所「グリーンハウス」

 地産地消を基本に、市内で取れた新鮮な野菜や果物のほか、ご飯類や漬物などの加工品も販売しています。
 

ゆりのき店

  • 所在地 : 八千代市大和田新田640-1
  • 電話 : 047-489-4147
  • 定休日 : 原則第一水曜日と年末年始

 

勝田台店

  • 所在地 : 八千代市勝田台2-7-8
  • 電話 : 047-485-1365
  • 定休日 : 原則第一水曜日と年末年始

このページに関するお問い合わせ

八千代市 農政課
〒276-8501 千葉県八千代市大和田新田312-5
電話番号: 047-483-1151 (代表)