八千代市ホームページ 文字の拡大・読み上げWEB閲覧支援ソフト

平成22年の火災発生状況

このページのお問い合わせ先 消防本部予防課 電話 047-459-7803


 市では毎年、発生した火災を分析し、新たな火災が発生しないように、火災予防対策を立てています。昨年市内で発生した火災の状況と原因についてまとめました。


[火災発生概況]

 22年の火災発生件数は41件で、21年の50件より9件減少しました。過去5年間における平均火災発生件数54件からも下回りました。
 また、建物火災が19件で前年に比べ7件減少しました。

◆過去5年間の火災発生件数
  18年 19年 20年 21年 22年
建物 32 43 27 26 19
林野 0 0 0 0 0
車両 2 3 8 11 6
その他 26 19 19 13 16
合計 60 65 54 50 41

1 火災の種別

 火災を燃えたものの種類(=火災種別)ごとに分類すると次のとおりです。

火災の種別 出火件数 構成比
建物火災 19 46%
林野火災 0 0%
車両火災 6 15%
その他の火災 16 39%
合計 41 100%
建物火災 → 住宅や店舗、工場などの建物が燃えた火災
林野火災 → 原野の立木などが燃えた火災
車両火災 → 自動車やオートバイなどが燃えた火災
その他の火災 → 空き地の枯れ草やごみなどが燃えた火災

2 出火原因

 22年に発生した全火災を通した出火原因のワースト5は、放火(疑い含む)、配線器具、たき火、たばこ、火遊びでした。これは順位の入れ替わりこそ見られますが、過去10年間ほぼ同じ傾向でした。

 放火(放火の疑いを含む。)の対象となったものとしては、空き地や道路わきなどに不法に投棄されたごみ類や枯草が比較的多いものでした。

原因別
原因区分 出火件数 構成比
放火(疑い含む) 8 19%
配線器具 7 17%
たき火 4 10%
たばこ 2 5%
火遊び 2 5%
焼却炉 2 5%
その他 16 39%
合計 41 100%

[火災種別ごとの発生状況]

1 建物火災の発生状況

 出火建物を用途別に区分すると次のようになります。

(1)用途別

用途区分 出火件数 構成比
住宅(共同住宅を含む) 9 47%
倉庫・物置等 2 11%
工場・作業場 3 16%
飲食店 その他 5 26%
合計 19 100%
住宅火災の中には、住宅用火災警報器が鳴ったために被害を最小限に抑えることができた事例もありました。

(2)建物火災の出火原因別

出火原因 出火件数 構成比
配線器具 5 26%
放火(疑い含む) 2 11%
たき火 1 5%
こんろ 1 5%
その他 10 53%
合計 19 100%


2 車両火災の発生状況

 車両火災は6件発生しています。

原因別

原因区分 出火件数 構成比
放火(疑い含む) 3 50%
配線器具 1 17%
その他 2 33%
合計 6 100%


3 その他の火災の発生状況

(1)燃えたものの分類別

燃えたもの 出火件数 構成比
枯れ草 6 38%
公園・空地のごみなど 2 12%
その他 8 50%
合計 16 100%

(2)出火原因による分類別

原因区分 出火件数 構成比
放火(疑い含む) 3 19%
たき火 3 19%
たばこ 2 12%
火遊び 2 12%
その他 6 38%
合計 16 100%

[防火対策]

 八千代市における防火対策のポイントは、22年中に発生した41件の出火原因の3分の2弱を占める5項目の原因をなくすことができれば火災を半減できることが分かりました。この結果を基にして、火災を出さないために普段から心がけて下さい。

1 「放火(疑いを含む)」対策

(1)建物に対する放火防止対策

 放火(疑いを含む。)による火災は、深夜人目を避けて、無作為、発作的に行なわれます。又、建物に放火されたケースを見ると、建物外周部、倉庫、物置、共同住宅の玄関や階段室等の共用部分など、外部から侵入されやすい場所や、人気のない暗がりでの放火が目立ちました。そこで、普段から次の点に注意してください。

照明器具の設置等により暗がりをなくし、放火されない環境作りに努めましょう。
建物の周囲に燃えやすいものを放置せず、整理しましょう。
夜間無人となる倉庫や空き家などは、侵入を防ぐための措置を講じましょう。

(2)屋外の放置物や車両等に対する放火防止対策

 路上や屋外駐車場等に駐車されている車両や道路脇などに投棄されている廃棄車両、ごみなどに放火されるケースが目立ちます。

駐車環境を整え整然と駐車しましょう。
夜間、放置されたごみや新聞・雑誌等に放火されるケースが多く見られます。ごみ集積場所の整理整頓をし、照明が無ければ点けるなど放火されない環境を作るとともに、決められた日時に出すようにしましょう。
町内会、自治会、自主防災組織、事業所等が一体となり、ごみの投棄防止など放火されない環境を作ることが大切です。
放火火災防止対策戦略プラン
 年々増え続ける放火火災に対応するため、個人や地域が主体となって放火火災の危険度チェックをし、自己評価して評価の低い項目を中心に対策集例を参考に対策を講じ、発生状況の推移を確認したり対策の改善を進めて「放火されない、放火をさせない、放火されても被害を大きくさせない」 環境づくりに努めてください。

2 「配線器具」対策

 日常生活に便利な電気器具も、ちょっとした不注意から出火していま す。また、トラッキング現象が原因と思われる出火もあります。正しい取扱いを心掛けてください。

プラグは差し込んだままにせず、使用しないときは、コンセントから抜いてください。
タコ足配線はしない。配線の上に重たいものを置かない。
プラグにほこりを溜めない。傷んだまま使用しない。

3 「たき火」対策

 たき火をする目的は様々ですが、火災になるケースには、たき火の火が風にあおられて拡大した場合や、燃えやすいものの近くでたき火をした場合などが目立ちます。
水バケツなどの消火準備をしてから火を点け、一度に沢山のものを 燃やさないようにしましょう。
風の強いときや近くに燃えやすいものがある場所では、たき火をしないようにしましょう。

たき火は、ダイオキシンによる健康被害の問題やCO2の発生など地球環境問題もあり、できるだけしないように心掛けましょう。

4 「たばこの不始末」対策

 たばこの不始末とは、火が点いたままのたばこを大丈夫だと思い屋外で投げ捨てる場合や、消えた、あるいは消えると思い放置したり、ゴミと一緒に捨てるなどして発生するものが大半です。

たばこを吸い終えたら火を完全に消す習慣をつけましょう。
寝たばこ、くわえたばこ、投げ捨ては絶対にしない。

5 「火あそび」対策

 火あそびは、公園や空地の枯草、ごみ類等にマッチやライターで火を点けたものが大半です。例えば子どもは好奇心が強く、火に対しても例外ではありません。子どもが火に対して関心を示したら、叱るだけではなく、火の大切さや恐ろしさを教え、正しい知識を与えることが大切です。

マッチやライターは、子どもの手の届く所に置かない。
よその子どもでも、火遊びしているところを見たら必ず注意する。


トップページ >> くらしのガイド >> 消防 >> 平成22年の火災発生状況