![]() |
市内には、古くから残っているお祭り・昔話・わらべ唄などがあります。文化伝承館は、このような民俗文化や日本舞踊・三味線・茶道・華道などの日本古来の伝統文化を、保存・継承や発展させるための活動を手助けするための施設です。
この類の施設は、県内ではここ“文化伝承館”ただ1か所しかありません。

館内には和室T・U、茶室、研修室の4室があります。各部屋にはそれぞれに愛称が付いています。市内に古くから残る伝統の地名で、これも立派な無形の伝統文化として末永く伝承・継承しようとして命名しました。
●和室T: 間口5.3 m、奥行3.2 mの舞台・控室が付いた15畳の広さで「村」といいます。
●和室U : 床の間と炉が切られた12畳の広さで「神」といい、水屋が付随してい
ます。
※この2部屋は一間として利用でき、部屋の名前は村神になります。
●茶室 : 京間の4畳半で、炉を切り、室床(むろどこ)と躙口(にじりぐち)、貴人口があり、連子窓と地下窓を配置した草庵風で草田(かやだ)と命名。この名は地元萱田と同じ意味です。
●研修室 : 板張りで65uあり、椅子が45人分あります。この部屋の名は「星名」といいます。これは市内北東部に位置する現在の「保品」の昔の名前です。
●飯綱神社三十三年式年大祭(三十三年祭)のお神輿
同館ロビーには昭和30 年ごろまで使われていたお神輿が展示してあります。
飯綱神社の大祭は、33年に一度。なぜ33年なのかは、飯綱神社の創建に係わる話に十一面観音菩薩があり、その観音菩薩が33に化身(変化)し、三十三年目に元の十一面観音菩薩に戻るという、言い伝えによるものとの説があります。

●”草田”の鳴竜
同館の入口天井に写真が張ってあります。「雨乞い祈祷の絵馬」の写真です。
昔、日照りが続いたときときに、祈祷をしたら竜が出てきて雨を降らしたという言い伝えを描いたものです。
この下で柏手を打つと「ビビーン」と言う竜の声が聞こえます。これが草田にいる竜の声です。なぜ、声が聞こえるかは、実際に行って確かめてみては…。ただし、この竜は雨乞いの竜なので手のたたき過ぎにご注意を。
●茶室前の日本庭園

今では少なくなった「さらそうじゅ(夏椿)」などの日本固有の植物が植えられており、縁側から眺める風情はまた格別。
この庭園は晴れている日より、雨がしとしと降っているような日にぜひ訪れてみたい庭です。
●日本庭園にある「つくばい」も必見!
つくばいとは、茶室に入る前に手や口を清めるために使われるものです。ただし、ここにあるつくばいは、他のところにあるものとちょっと違う。なぜなら、水が下に落ちるときに耳を澄ますと琴の音に似た音がするからです。これを水琴窟(すいきんくつ)と言います。水琴窟がある日本庭園は県内に数か所しかありません。一度聞いてみる価値アリ。
これ以外にも同館ではいろいろな展示品や講座・催しを行っています。ぜひ足を運んでみてください。
○所在地:八千代市萱田460-3(飯綱神社の隣)
TEL 458-1700
FAX 458-1701

○休館日:月曜日、国民の休日(日曜日は開館。火曜日は前日が振替休日のとき休館)、年末年始
○開館時間:午前9時〜午後5時(特に認めた場合は夜8時まで)
○申し込み:使用日の3か月前〜前日まで(夜は1週間前まで)
○使用料:無料