ナイスさんかくクイズ「ジェンダー・ギャップ指数って、なあに？」

女性も男性も、ともに能力を発揮できる社会を目指す「男女共同参画基本法」は、平成11年6月23日に施行されました。毎年、施行日の6月23日から29日を「男女共同参画週間」として、各地で男女共同参画社会を目指した取組が行われています。

今回は、ナイスさんかくと一緒に、「ジェンダー・ギャップ指数」について、クイズを解きながら考えてみませんか。

「ジェンダー・ギャップ指数」って、なあに？

国ごとの男女平等度を示す指標だよ。
世界経済フォーラムが毎年発表していて、経済・教育・保健・政治の4つの分野があるんだ。

2021年の「ジェンダー・ギャップ指数」で、世界156か国のうち、日本は何位？

（1）25位
（2）120位
（3）68位

（2）120位

去年は153か国中121位で、今年は1位あがったけれど、低迷しているよ。
平成18年からずっと、G7（主要7か国）の中では最下位なんだ。

 

順位	国名	スコア
1	アイスランド	0.892
2	フィンランド	0.861
3	ノルウェー	0.849
4	ニュージーランド	0.840
5	スウェーデン	0.823
11	ドイツ	0.796
16	フランス	0.784
23	英国	0.775
24	カナダ	0.772
30	米国	0.763
63	イタリア	0.721
79	タイ	0.710
81	ロシア	0.708
87	ベトナム	0.701
101	インドネシア	0.688
102	韓国	0.687
107	中国	0.682
119	アンゴラ	0.657
120	日本	0.656
121	シエラレオネ	0.655

※スコア・・・0が完全不平等、1が完全平等 

他の国に比べて日本の「ジェンダー・ギャップ指数」が低い分野2つは？

（1）経済
（2）教育
（3）保健
（4）政治

（1）経済 と （4）政治

経済分野の順位は117位、政治分野の順位は147位で、他の国がジェンダー平等に向けた動きを進める中で、日本は遅れが目立っているよ。
平成30年5月、選挙で男女の候補者数をできるだけ均等にするよう、政党などに求める「政治分野における男女共同参画推進法」が成立したけど、十分に進んでいないのが現状なんだ。

分野	スコア
経済	0.604
政治	0.061
教育	0.983
保健	0.973

※スコア・・・0が完全不平等、1が完全平等 

国連が「ジェンダー平等」を最も重要な課題の一つとして掲げた目標はなあに？

「持続可能な開発目標」（Sustainable Development Goals、「SDGs」（エスディージーズ））だよ。

「SDGs」は、2030年に向けて、あらゆる形の貧困に終止符を打つことをねらいとしていて、貧困をなくすにはジェンダー平等の達成が不可欠としているんだ。いまも性別による格差があって、様々な面で女性が差別を受けているというのが、世界の共通認識となっているんだよ。
 

八千代市では、令和3年3月に「第2次やちよ男女共同参画プラン」を策定し、このプランに基づき、男女共同参画の推進に取り組んでいます。
男女共同参画を進めるための各種イベントや広報活動を行っていますので、詳しくは下記のリンク先をご覧ください。

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