流域下水道

行政区域にとらわれることなく、一つの河川・湖沼などの流域にある二つ以上の市町村の公共下水道から流れてくる下水を広域的に集め、終末処理場で浄化してから公共用水域に放流するという大規模な下水道で、原則として都道府県が管理しているものです。

首都東京から50km圏にある印旛沼は、その流域の急激な都市化により沼の水質は悪化の一途をたどり、貴重な水資源を保全する必要に迫られてきました。
それに伴い、流域の市町村は印旛沼の水資源の保全と、生活環境の向上及び住みよい街造りのために公共下水道の整備を目指し、千葉県もまた、印旛沼流域を対象とする印旛沼流域下水道を昭和43年12月に都市計画決定し、建設を進めてまいりました。
八千代市を含む13市町の生活排水や工場排水は、千葉県が管理する花見川終末処理場及び花見川第二終末処理場で処理されています。
詳細については、以下のリンク先をご参照ください。

• 印旛沼流域下水道について（千葉県ホームぺージ）（別ウィンドウで開く）

千葉県が施行する印旛沼流域下水道事業建設費から国の補助金を控除した額を、県と13市町が負担します。
13市町の負担率は、下水道計画汚水量等から算出します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：千円） 　　　　　　　　

年度	建設費	負担率	負担金額
平成10年度	13,378,234	15.34%	441,427
平成11年度	12,616,445		428,290
平成12年度	10,770,916		380,583
平成13年度	8,992,285		331,576
平成14年度	7,640,989	4.80%	86,314
平成15年度	6,478,844		71,096
平成16年度	5,028,772		52,334
平成17年度	3,685,460		44,871
平成18年度	1,710,061		15,921
平成19年度	1,415,981		10,340
平成20年度	964,017		6,292
平成21年度	1,218,626		6,831
平成22年度	915,814		5,551
平成23年度	832,766		5,249
平成24年度	771,342		4,820
平成25年度	649,548	16.81%	16,062
平成26年度	828,288		14,591
平成27年度	726,068		16,975
平成28年度	851,131		12,547
平成29年度	1,758,869		19,681
平成30年度	1,221,526		22,292
令和元年度	1,398,438		24,946
令和2年度	1,428,853		50,576
令和3年度	1,223,696		55,611

印旛沼流域下水道の清掃や補修、処理場での汚水処理に係る経費は、関連市町が排水量に1立方メートル当たり単価を乗じた額を、維持管理負担金として支出します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：千円）

年度	1立方メートル当たり単価	負担金額
平成6年度	51円	865,230
平成7年度		832,296
平成8年度		871,322
平成9年度		931,962
平成10年度		869,305
平成11年度	54円	970,909
平成12年度		1,000,200
平成13年度		993,195
平成14年度		932,310
平成15年度		888,376
平成16年度	50.3円	857,363
平成17年度		843,399
平成18年度		854,948
平成19年度		778,843
平成20年度		781,868
平成21年度	50円	818,883
平成22年度		801,951
平成23年度		909,409
平成24年度		945,280
平成25年度		954,290
平成26年度	55円	977,675
平成27年度		1,011,699
平成28年度		1,015,578
平成29年度		1,037,715
平成30年度		1,037,172
令和元年度		1,017,740
令和2年度	59.2円	1,203,614
令和3年度		1,226,523