この結果を受け、八千代市の「放射性物質により環境汚染された土壌等の除染等の措置に関する対処方針」の方針に基づき、調整池内の除染措置を行いました。また、除染後の空間線量を測定したところ以下のような結果となり、特措法における基準値の毎時0.23マイクロシーベルトを下回った結果となっています。
施設名称 |
測定値 |
地面の形状 | 測定日 | 所在地 | ||
1.0m | 0.5m | 0.01m | 天候 | |||
勝田台南2丁目 |
0.12 | ‐ | ‐ | コンクリート | H24.3.28 晴 |
勝田台南2-31付近 |
勝田台南2丁目 |
0.11 | ‐ | ‐ | コンクリート | H24.3.28 晴 |
|
勝田台南2丁目 |
0.14 | ‐ | ‐ | コンクリート | H24.3.28 晴 |
- 測定機器 日立アロカメディカル社製TCS‐172B
(シンチレーション式サーベイメーター) - 測定方法 文部科学省・日本原子力研究開発機構「放射線測定に関するガイドライン(平成23年10月21日」による
なお、上下水道局ではこの調整池に一部堆積土砂が存在していたことから、処理方法を決定する為、放射性物質濃度を測定しました。その結果、除去した堆積土砂は特措法の基準値である8、000Bq/Kgを超えていることから、遮蔽し飛散防止等の措置を講じた上で上下水道局が所管している汚水中継ポンプ場に一時保管しています。
(検査依頼機関) 株式会社永山環境科学研究所
(採水日時) 平成24年3月19日(月)
(検査結果) 平成24年3月26日(月)
放射性ヨウ素(131I) | 放射性セシウム(134Cs) | 放射性セシウム(137Cs) | 合計 | |
調整池汚泥 | 不検出(注) | 14,900 | 23,000 | 37,900 |
(注) 「不検出」とは、検出下限値未満のことを指し、「検出下限値」とは、その分析方法で検出できる
最低濃度のことをいいます。
(参考) 検出下限値について
放射性ヨウ素(131I) :14.3 Bq/Kg
放射性セシウム(134Cs) :10.0 Bq/Kg
放射性セシウム(137Cs) :12.9 Bq/Kg